稲荷曲輪門を見る。鍛冶曲輪から稲荷曲輪に向かう門。左の石垣上は天守曲輪。奥に天守台が少し見えるが、この門を抜けても天守には西側の内松陰門まで回り込まないとたどり着かない。
両側の石垣が迫る狭いスペースに門がある。稲荷曲輪門は享保の火災でも焼失を免れ、明治初年まで存在した。その後撤去されたが、発掘調査で柱の跡が見つかった。平成11年に復元された。
稲荷曲輪門右手の石垣
門の屋根を見る。高麗門形式で控柱の屋根も見える。
門を内側から見る。石垣に囲まれた非常に狭いスペースに門が設けられている。
稲荷曲輪門を見下ろす。稲荷曲輪門は高麗門だが、控柱状の屋根の長さが左右で異なる珍しい形。左の控柱状の屋根が非常にみじかい。狭い空間に高麗門を造ったための工夫であろうか。
天守曲輪最東部から稲荷曲輪門を見下ろす。正面の四阿のある曲輪は稲荷曲輪。