東大手門内の番所。寛文三年(1663)建造の現存建築である。現存の番所は、二条城と江戸城、丸亀城などにしか無い貴重なもの。
番所には江戸から派遣された武士が門の警備のために詰めた。1組50人の武士が2組常駐したと言う。
番所内のようす。以前は武士の等身大人形が置かれていたが、現在(2018年)は置かれていない。
番所内部のようす。天井は無く屋根が見えている。
番所の裏側のようす。出入り口が3カ所ある。
番所の裏手には広島で被爆したアオギリの子孫が植えられている。
番所を東大手門付近から見下ろす。往時番所は城内に9棟あったが、この番所以外は現存しない。