二の丸西側の外堀を北から見る。左側に西門と、その正面に水濠に突出した石垣が見える。
西門を北から見る。右手に西門前に張り出す台が見える
西門を正面に見据える。寛永三年(1626)頃の建築で、当時は二条城の通用門で、木橋が架けられていた。木橋は明治以降に撤去されてしまった。
西門は石垣をくりぬくように門が設けられている。いわゆる穴門形式である。
西門の北側のようす。門の左右の石垣上には土塁が少し存在する。
西門の南側のようす
慶応三年(1867)、大政奉還後の12月12日に徳川慶喜はわずかな家来を連れ、二条城の裏門とも呼ぶべくこの西門から寂しく退去したという。