大手門右手のようす。大きな岩盤上に岩盤の形に合わせて高い石垣が組まれている、備中松山城を象徴する光景。各石垣上には往時には櫓などが建てられ、城兵は非常に高いところから大手門を見下ろすことができていた。
大手門右手の岩盤やその上に組まれた石垣は、亀裂やひずみにより崩落の可能性があり、高梁市教育委員会と京都大学防災研究所が共同でセンサで変動を監視し石垣・岩盤保護に努めている。
大手門右手石垣のようす。背後に何段もの石垣が折り重なるように見える。往時にはそれぞれの石垣上に櫓などが建てられ大手門を守った。
岩盤上に建つ石垣。岩がVの字型になっている個所に、石が詰められているのが分かる。