二の丸角櫓に入ってすぐ、北側附櫓のようす。二の丸角櫓の内側は真壁作り(柱が見える形)である。
二の丸角櫓の屋根を見上げる。訪問当時は建てられたばかりで、真新しい木材の色がまぶしい。
二の丸角櫓の北側附櫓の窓から外を見る。二の丸西側の空堀を見下ろす。
二の丸角櫓の二階へ上る階段。通行止めであり二階に登ることはできない。階段の角度は安全性を考慮し往時よりも緩やかか?
二の丸角櫓の二階へ上る階段。通行止めであり二階に登ることはできないが、ぜひ登ってみたいものである。
二の丸角櫓内のようす。モニタ前に椅子がいくつか配置され、解説映像を見ることができる。
二の丸角櫓内に展示される伝水戸城大手門門扉。坂東市の万蔵院で発見され平成21年(2009)に寄贈されたもので、寺では大手門の門扉と伝えられていたが、大きさからすると城内の他の門扉だったのではないかと考えられる。ただこの門扉の発見をきっかけに大手門復元の機運が高まったとのこと。
二の丸角櫓の東側附櫓内部。壁構造の模型が展示されている。
復元工事で使われた釘が展示されている。竹釘と和釘である。
復元工事で使われた部材の展示。土井葺き杉板で、油を多く含み重ねて葺くことで防水性の高い構造となる。杉板を重ねて固定する際に使われるのが竹釘である。
復元に当たっては、大手門跡の発掘調査で出土した三つ葉葵門の軒丸瓦と同じものを制作した。
大手門大棟の鬼瓦には、角櫓の発掘調査で出土した鬼瓦をもとに製作したものが葺かれている。
大手門冠木梁には岩手県産の長さ18mもの長く太い松が使われている。