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納戸次之間
天井の細工
対面所次之間。重厚な黒い天井と、爽やかな青と緑をつかった襖絵が対照的。この襖絵の舞台は和歌山とのことで、左には玉津島神社、正面右には和歌浦天満宮が描かれている。
対面所次之間。襖絵の舞台は和歌山で、左手前は紀三井寺が描かれている。
対面所上段之間。対面所は藩主と身内や家臣との私的な対面や宴会に使われた。天井は格縁が黒漆塗りで、天井板には金箔が押され、中央部が凹む二重折上げ小組格天井と呼ばれる形式である。
対面所上段之間は次之間とは一転、黒漆や金飾りで華やか。襖絵には京都の様子が描かれている。この面には賀茂競馬のようすが描かれている。
対面所上段之間。ここには京都愛宕山が描かれている
対面所上段之間。ここには田植えの様子が描かれている
鷺之廊下。対面所から上洛殿への廊下である。長押の上まで障壁画が描かれているのが特徴。天井も格縁が黒漆と金細工で豪華。
鷺之廊下。対面所から上洛殿への廊下である。長押の上まで障壁画が描かれているのが特徴。天井も格縁が黒漆と金細工で豪華。