杉の段から見る天守
東側から天守を見上げる。天守まで一気に高石垣を築くのではなく、三段の段石垣となっている。戦の際には各段に守備兵を配置できる構造。
鐘撞堂付近から見る天守
詰門前(三の丸側)から見る天守。右の城壁には石落としが開く。天守台石垣直下に敵が取りついた場合、天守破風からの鉄砲・矢は角度的に撃てないので、城壁の石落としから敵を狙う。
北から見る天守。青い空、白い漆喰、灰色の石垣、緑の木々…
詰門前(三の丸側)から見る天守。天守最上階に廻縁があり、漆塗りとなっているのが特徴。漆は耐久性に劣るが、美しさを重視した。
天守の石落とし。鉄製の忍び返しも備えられており、敵の侵入を阻む。
天守内の階段
天守からの眺め。東側を見る。天守最上階には廻り得ん
天守から見た東多聞(手前)、廊下門(左奥)、詰門(右奥)。本丸内の建造物がほぼ現存するのは非常に珍しい。
天守から見た本丸。左から、鉄門、西多聞櫓、廊下門、東多聞櫓が見える。左手前は本丸御殿。本丸の建物すべてが完全に残るのは全国でも高知城のみで、城の最終防御拠点である本丸が密集する建物で厳重に守られていることが分かる。これらの建物は享保12年(1727)の火災で全焼し、寛延2年(1749)に再建されたもの。