大川筋武家屋敷資料館。山内家家臣の手嶋家の住宅であったもの。手嶋家は慶長五年(1600)に知行200石で上方で召し抱えられたとのことで、山内家が土佐に入る直前、関ヶ原合戦に備えて山内家家臣に加わったのだろうか。1700年代前半にこの地に居を構えたとのこと。
大川筋武家屋敷資料館を正面から。一時期荒廃していたものを、市民有志による8年間の保存活動の結果高知市保護有形文化財に指定され、復元整備された。
大川筋武家屋敷資料館を逆側から。高知城下に残る唯一の武家屋敷で、長屋門・築地塀・大蘇鉄・主屋が揃って残る大変貴重なもの。土蔵は他から移築されたものである。