栃尾城は南北朝時代に下越後守護・芳賀禅可が築いたのが始まりと伝わる。室町時代には越後守護代・長尾家の家臣・本庄家が城主をつとめた。天文12年(1543)には城主の本庄実乃は長尾景虎(のちの上杉謙信)を城に迎え入れ、やがて家督を継ぎ越後守護代となった。本庄家の家督を継いだ実乃の子・秀綱は、謙信の死後、謙信の二人の養子・景勝と景虎の後継者争いで景虎につき景勝に敗北した。
慶長3年(1598)に上杉家が越後へ転封されると当地には堀秀治が入封し、家臣の神子田政友が城主となった。しかし慶長15年(1610)に堀家が改易されると廃城となった。
室町時代には越後守護代・長尾家の家臣・本庄家が城主をつとめた。天文12年(1543)には城主の本庄実乃は長尾景虎(のちの上杉謙信)を城に迎え入れ、やがて家督を継ぎ越後守護代となった。慶長3年(1598)に上杉家が越後へ転封されると当地には堀秀治が入封した。しかし慶長15年(1610)に堀家が改易されると廃城となった。
(2012/5/19 作成)