玄蕃尾城 | 日本の城写真集

玄蕃尾城 | 日本の城写真集

玄蕃尾城

越前国福井県 / 収録写真枚数:122枚

玄蕃尾城は越前と近江の国境(現在は福井県と滋賀県の県境)にある内中尾山城に築かれた城である。この城は天正11年(1583)に行われた賤ヶ岳の戦いで越前を本拠とする柴田勝家が本陣を置いたことで知られる。そのため、縄張りは特に南方(近江方面)に対して、馬出郭や腰郭、複数の連続する虎口などを用いて、厳重な守りを見せる。城の北側にも搦手郭を設け、兵站拠点になっていたと言う。
賤ヶ岳の戦い以降城は使われていないため、現在みられる城の姿は、合戦当時のものがそのまま残る貴重なものである。また、城は綺麗に整備され、遺構が非常に見学しやすい。写真で見るよりも、実際に訪れて目で見たい城である。この地方は熊も出没するので、訪問の際には気をつけたい。

越前と近江の国境にある内中尾山城に築かれた城。賤ヶ岳の戦いで柴田勝家が本陣を置いた城で、縄張りは特に南方に対して、馬出郭や腰郭、複数の連続する虎口などを用いて厳重な守りを見せる。賤ヶ岳の戦い以降城は使われていないため、現在みられる城の姿は、合戦当時のものがそのまま残る貴重なものである。また、城は綺麗に整備され遺構が非常に分かりやすい。

(2013/7/6 作成)

玄蕃尾城付近の地図

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