浜田藩の初代・古田重治が築いたのが始まり。城の北は日本海、東西は川に囲まれた丘陵にある天険の城。本丸には天守の代用の三重櫓が建っていたと言う。明治維新の折には長州軍の侵入を受け、時の城主松平武聡は自ら城に火を放ち城から落ち延びた。
日本百名城。津和野城は吉見頼行が永仁三年(1295)に築いたのが始まりである。関ヶ原合戦後に城主となった坂崎直盛は城を近代城郭へと再築した。天守も建てられたが貞享三年(1686)に落雷により焼失した。山上に聳える石垣が美しい。