天守の現存する城、国宝天守。三大湖城(宍道湖畔)、日本百名城。堀尾吉晴は関ヶ原合戦後に出雲国に封じられると、当初は月山冨田城を居城としたが、より便利で土地の開けた松江に築城した。櫓や門などの復元も進められ、城全体が非常に美しい。
日本百名城。 出雲国の城で、戦国時代の尼子氏の本拠地であった。尼子氏が毛利氏に滅ぼされた後は毛利氏の支配下に入り、関ヶ原の合戦後は堀尾吉晴の居城となる。その後居城が松江へ移され、月山富田城は廃城となった。
三刀屋城は古く鎌倉時代に築かれた城である。築城者は諏訪部扶長で、鎌倉幕府から三刀屋の地を与えられ、三刀屋氏を称した。室町時代から戦国時代にかけ、山名氏、京極氏、尼子氏、毛利氏の家臣となった。三刀屋氏は永年毛利氏の家臣として活躍するが、天正六年(1588)に改易され、三刀屋城は廃城となった。
島根県(出雲国)の山間部、南北を川に挟まれた要害山に築かれた山城。城の始まりは14世紀初頭と言われ、当地の豪族・三沢氏が築いたと伝わる。三沢氏は出雲国内では大きな勢力を持ち、尼子氏、毛利氏に属した。>登城路の途中に大手口と伝わる門跡には大きな石垣が残る。