三大平山城、日本百名城。別名鶴山城。慶長8年(1603)に関ヶ原合戦の軍功により当地に封じられた森忠政が築いた城で、元和2年(1616)に完成。2002年に備中櫓が復元された。上中下の三段の石垣が印象的な名城。
かつては高田城と呼ばれ三浦氏が当地に築いたものと思われる。三浦氏は高田城に拠るが、近隣の戦国大名に挟まれ没落と再興を繰り返した。その後、毛利氏、宇喜多氏、小早川氏、森氏が支配したのち、元禄10年に三浦明次が勝山藩主に任じられた。