小里城は美濃国東部にあった城で、土岐氏支流の小里氏が天文元年(1532)頃に築いたのが始まりである。以降小里氏は織田信長の支配下に入り、信濃から侵攻した武田家の攻撃に対抗、小里城には信長の乳兄弟の池田恒興が来援した。本能寺の変の後、小里氏は当地を離れたが、関ケ原合戦の功により旧領を回復し、山麓の御殿場に陣屋を構えた。その小里氏も元和九年(1623)に無嗣断絶となり、小里城も廃城となった。
城は山麓の御殿場跡と山上の本丸曲輪に別れ、それぞれ石垣が残る。
小里城は美濃国東部にあった城で、土岐氏支流の小里氏が天文元年(1532)頃に築いたのが始まり。以降小里氏の居城となり、関ケ原合戦後に山麓の御殿場に陣屋を構えた。小里氏は元和九年(1623)に無嗣断絶となり小里城も廃城となった。城は山麓の御殿場跡と山上の本丸曲輪に別れ、それぞれ石垣が残る。
(2018/6/24 作成、2019/5/5更新)