小机城は武蔵・相模の国境である鶴見川沿いに築かれた城である。当地は山内上杉家の領地であったが、のちに後北条家の支配下に入った。大永4年(1524)に北条氏尭が城主となるなど、北条家の関東支配の要地を占めた。北条家が豊臣秀吉により滅ぼされると廃城になった。
現在城跡は第三京浜に分断されるが、整備は行き届いており、孟竹宗の竹林となっている。都会の中の過去を伝える城跡として貴重な存在である。
武蔵・相模の国境である鶴見川沿いに築かれた城。当地は山内上杉家の領地であったが、のちに後北条家の支配下に入った。大永4年(1524)に北条氏尭が城主となるなど、北条家の関東支配の要地を占めた。現在城跡は第三京浜に分断されるが、整備は行き届いており、孟竹宗の竹林となっている。
(2012/5/27 作成)