小倉城は武蔵国の関東平野外縁に位置する城で、槻川が湾曲した部分に築かれた城である。
城の築城者などははっきりしないが、16世紀前半~後半に築城されたものと思われる。小倉城には結晶片岩を用いた石積みが多用されているのが特徴で、この時期に築かれた関東の城としては珍しい。城主や城の来歴ははっきりしないが、武蔵国の要地である鉢形城と武蔵松山城の中間に位置する事から、当地を巡って争った扇谷上杉家、山内上杉家、後北条家などの戦略拠点の役割を果たしたのではないだろうか。
武蔵国の関東平野外縁に位置する城で、槻川が湾曲した部分に築かれた城。築城者などははっきりしないが、16世紀前半~後半に築城されたものと思われる。小倉城には結晶片岩を用いた石積みが多用されているのが特徴で、この時期に築かれた関東の城としては珍しい。
(2014/8/16 作成)