天正十八年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めが行われた際に小田原城を包囲するために築かれた陣城。山林の中で小田原城中からは見えないように築城を行い、完成後周囲の木を伐採したので城中からは一夜で城が出来たかのように思えたことから、「石垣山一夜城」と呼ばれるようになった。実際には築城には約80日間かかった。
石垣山城からは小田原城を眼下に見ることができ、その動向を把握するには最適な位置である。関東の城には珍しい総石垣作りの城で、秀吉が近江国の石積み専門家集団である穴太衆を動員して築いたと言われる。
豊臣秀吉による小田原攻めの際に小田原城を包囲するために築かれた陣城。山林の中で小田原城中からは見えないように築城し、完成後周囲の木を伐採したので城中からは一夜で城が出来たかのように思えたことから、「石垣山一夜城」と呼ばれる。
(2007/11/23 作成、 2014/4/29 更新)