池田城は、記録によると南北朝時代に築城されたと思われる。
室町時代末期には池田城は池田氏が支配し三好氏に属していたが、織田信長の攻撃を受け当主池田勝正は降伏しその家臣となった。のちに一族の池田知正と部下の荒木村重が反逆し勝正を追放、三好氏に再度属した。しかしその後村重は信長の家臣となり、池田城主として摂津国を治めた。
村重は天正2年(1574)有岡城を攻め落とすと居城を有岡城に移し、池田城を廃城とした。
現在の池田城跡は城郭風公園として綺麗に整備されている。
記録によると南北朝時代に築城されたと思われる。摂津国の豪族・池田氏の本拠で、三好氏や織田氏に属した。摂津国拠点が有岡城に移ると池田城は廃城となった。現在は公園に整備され、櫓風の建造物も建つなど城郭としての雰囲気を楽しめる。
(2008/3/30 作成)