臼井城は千葉氏の一族・臼井氏によって築かれた城で、時期は14世紀中ごろと思われる。戦国時代には臼井氏は没落し原氏が城主となった。永禄9年(1566)には上杉謙信の軍に城を攻撃されるが、籠城軍側が勝利を収めた。上杉謙信の戦歴の中で数少ない敗戦の1つである。
原氏は天正18年(1590)の豊臣秀吉による関東征伐により没落し、関東に封じられた徳川家康の家臣・酒井家次が臼井城に入った。文禄3年(1593)には火事により城が全焼してしまった。また慶長9年(1604)に家次は転封され、臼井城は廃城となった。
臼井城は千葉氏の一族・臼井氏によって築かれた城で、時期は14世紀中ごろと思われる。戦国時代には臼井氏は没落し原氏が城主となった。永禄9年(1566)には上杉謙信の軍に城を攻撃されるが、籠城軍側が勝利を収めた。上杉謙信の戦歴の中で数少ない敗戦の1つである。
(2015/9/22 作成)