高島城は、諏訪に封じられた豊臣秀吉の配下・日根野高吉が天正20年(1592)に築城を開始し、慶長3年(1598)に完成した。かつては城は諏訪湖の中にあり、城下町とは道一本のみで繋がっていたことから「諏訪の浮城」と呼ばれた。今は埋め立てが進み、湖に面してはいない。
関ヶ原合戦後はかつて諏訪を支配していた諏訪氏が藩主として復活した。明治四年(1871)に廃城となったが、天守や櫓、門などが1970年に復興された。高島城の建物の大きな特徴として、屋根は瓦葺ではなく杮葺きであった。
三大湖城(諏訪湖畔)。秀吉の配下・日根野高吉が1592年に築城を開始、1598年に完成した。かつては城の際まで諏訪湖迫っていたため、「諏訪の浮城」と呼ばれた。天守や櫓、門などが1970年に復興された。
(2007/10/27 作成、2014/12/28 更新)