角牟礼城は、三方を切り立った岩壁に守られた山城。戦国時代には島津氏の猛攻に耐えた城として知られる。
城の始まりは12世紀頃と思われる。戦国時代には大友氏の支配下に入り、北方(大内氏)・西方(菊池氏)に対しての備えの城として、玖珠郡衆によって治められていた。
豊臣秀吉により大友氏が排除されると、角牟礼城には毛利高政が城主として入城した。現存する石垣はこの頃築かれたものと思われる。
三方を切り立った岩壁に守られた山城。戦国時代には大友氏の支配下に入り、のちに豊臣秀吉により毛利高政が城主として入城した。江戸時代には伊予国から来島康親が封じられたが幕府から城持ちを許されず、角牟礼城は使用せずに麓に陣屋を構えた。
(2008/5/25 作成)