松倉城は、永禄年間(1558~1569)から天正年間(1573~1593)中頃に三木良頼・自綱によって築かれた城である。三木氏は江馬氏らと飛騨の覇権を争い、最終的には飛騨の大半を制した。しかし豊臣秀吉と敵対し、天正13年(1585)に秀吉の部下・金森長近の侵攻を受け松倉城は落城した。
長近は松倉城を本拠とし、石垣を用いた城郭に改修したと思われる。しかし間もなく近隣に高山城を築き、松倉城は廃城となった。
三木良頼・自綱によって築かれた城。三木氏は豊臣秀吉と敵対し、天正13年に秀吉の部下・金森長近の侵攻を受け落城した。長近が石垣を用いた城郭に改修したと思われる。しかし間もなく近隣に高山城を築き、松倉城は廃城となった。
(2008/11/5 作成)