延岡城は、松尾城を居城としていた高橋元種によって慶長八年(1603)に築城された近世城郭である。別名は県城と呼ばれる。
この城の特徴は二の丸の石垣で、「千人殺し」と呼ばれるものである。その名は、石を一つ外すと高く長い石垣が崩れ落ち、大勢の敵軍を殺すことができると言われることから名づけられた。
高橋氏改易後は、有馬氏、三浦氏、牧野氏、内藤氏が城主となり、内藤氏八代の時に明治維新を迎えた。
高橋元種によって慶長八年に築城された近世城郭。別名は県城。この城の特徴は二の丸の石垣で、「千人殺し」と呼ばれるものである。その名は、石を一つ外すと高く長い石垣が崩れ落ち、大勢の敵軍を殺すことができると言われることから名づけられた。
(2008/6/8 作成)