伊賀上野城は天正13年(1585)に筒井定次が築いた城である。筒井氏が慶長13年(1608)に改易されると、藤堂高虎の持ち城となった。この時高虎は城の西側に高石垣を築いたが、これは徳川家康の命により、大坂の豊臣家に備えるためであったと言われている。
その後も幕末まで藤堂氏が城主をつとめたが、明治維新時に廃城となった。現在の天守は1935年に地元の名士が私財を投じて建てた木造のもの。
日本百名城。三重県伊賀市にある城。筒井定次、のち藤堂高虎が入城。徳川家康の命により、大坂の豊臣家に備えるために築かれたと言われている。現在の天守は1935年に地元の名士が私財を投じて建てた木造のもの。
(2007/3/21 作成、2012/12/2更新)