福島城は杉目城・杉妻城とも呼ばれた。伊達氏が支配した時代には大森城の支城の役割を果たし、伊達氏の後に蒲生氏が入ると、大森城から当城へ本拠が移った。江戸時代は当地は米沢の上杉家の所領であったが、寛文四年(1664)に減封された際に幕府領となり、さらに延宝七年(1679)に福島藩が立藩され、本多氏、堀田氏、板倉氏が藩主を務めた。現在は福島県庁裏の阿武隈川沿いに僅かに残る。
福島城は杉目城・杉妻城とも呼ばれた。伊達氏が支配した時代には大森城の支城の役割を果たした。江戸時代は当地は上杉家の所領であったが、減封された際に幕府領となり、さらに延宝七年に福島藩が立藩され、本多氏、堀田氏、板倉氏が藩主を務めた。
(2010/9/11 作成)