栗野城は松尾城とも呼ばれ、戦国時代に島津義弘が築いた城である。当地は日向・薩摩・大隅の境界付近に位置し、北原氏が領していた。その後、天正18年(1590)に島津義弘が栗野城を築き、飯野城から居城を移した。その後間もなく義弘は居城を帖佐へ移した。城には野面積の石垣が用いられ、特に本丸虎口付近を厳重に固めているのが特徴である。
栗野城は松尾城とも呼ばれ、戦国時代に島津義弘が築いた城である。当地は日向・薩摩・大隅の境界付近に位置し、北原氏が領していた。その後、天正18年(1590)に島津義弘が栗野城を築き、飯野城から居城を移した。その後間もなく義弘は居城を帖佐へ移した。城には野面積の石垣が用いられ、特に本丸虎口付近を厳重に固めているのが特徴である。
(2014/2/11 作成)