小牧山城 | 日本の城写真集

小牧山城 | 日本の城写真集

小牧山城

尾張国愛知県 / 収録写真枚数:15枚

  • 小牧山城 大手口
  • 小牧山城 天守
  • 小牧山城 搦手口
  • 小牧山城 帯曲輪
小牧山城の写真撮影スポット紹介

【城の歴史】
小牧山城は織田信長が永禄6年(1563)に築いた城である。それまで信長は清洲城を居城としていたが、美濃国を攻略するために清洲よりもより美濃に近い小牧山に城を築き、拠点を移した。
永禄10年(1567)には美濃を制圧し、小牧山から岐阜に本拠を移したことで、小牧山城はその役割をいったん終え、廃城となった。
その後天正10年(1582)に信長が本能寺の変で落命し、豊臣秀吉が信長死後の実権を握り徳川家康と対立した。天正12年(1584)に秀吉・家康は尾張国内で軍事衝突し、家康軍が廃城跡であった小牧山に本陣を置いた。この戦いは家康側の勝利に終わった。

【城の立地】
城は広大な尾張平野の真ん中にぽつんと存在する丘である標高86mの小牧山に築かれている。

【城の見どころ:普請(土木工事)編】
一方で山麓から中腹にかけての部分は、のちに徳川家康が豊臣秀吉との戦いで小牧山城に本陣を置いた際に改修したものと思われる。

【城の見どころ:作事(建築)編】
山頂には昭和に建てられた模擬天守が建つ。山麓には平成31年にガイダンス施設「れきしるこまき」がオープンした。

【主な参考文献等】
日本城郭協会会報 城郭ニュース No.154 2022/2/1

織田信長が永禄6年(1563)に美濃攻略の拠点として築いた城。永禄10年(1567)には美濃を制圧し岐阜に本拠を移した。その後天正12年(1584)に秀吉・家康は尾張国内で軍事衝突し、家康軍が廃城跡であった小牧山に布陣した。

(2009/5/10 作成)

小牧山城の写真撮影スポット

当サイト管理人(けいすけ)が全写真を撮影。小牧山城の人気の撮影スポットをご紹介します。

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