小峰御鐘ノ台大堀切東堀。小峰御鐘ノ台大堀切は小田原城西側の尾根からの攻撃を防ぐための規模の大きな堀で、東堀、中堀、西堀の3本が存在した。このあたりで尾根は3つに分かれるが、小田原城惣構はこの3つの尾根を城域に取り込んでいることから、ここを敵に突破されると困る重要な場所であった。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀。幅は20m~30mあり、深さは12m程度と戦国時代の空堀としては全国屈指の規模を誇る。所々、畝状の遺構が残る。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀。小峰御鐘ノ台大堀切は小田原城西側の尾根からの攻撃を防ぐための規模の大きな堀で、東堀、中堀、西堀の3本が存在した。現在遺構が最も残るのは東堀で、写真も東堀である。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀。土塁の壁面は往時は草木は生えておらず、往時は斜面の角度は55~60度のあったと言い、関東ローム層で大変滑りやすく、よじ登ることは大変難しかった。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀。途中で折れ曲がり横矢を掛ける。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀。途中で折れ曲がり横矢を掛ける。
小峰御鐘ノ台大堀切東堀の南端付近からの眺め
小峰御鐘ノ台大堀切東堀の南端付近からの眺め。石垣山方向を見る。