丸亀城 | 日本の城写真集

丸亀城 | 日本の城写真集

丸亀城

讃岐国香川県 / 収録写真枚数:133枚

丸亀城は当地を支配していた奈良氏が応仁年間(1467-8)に築城した城である。奈良氏の本拠城は聖通寺城であり、その支城の役割を果たした。
慶長2年(1597)に生駒氏が讃岐に封じられ、城に改修を加えた。生駒氏は高松城を本拠としたため、元和元年(1615)の一国一城令により廃城となったが、実際に城の破却は行われなかったと言われる。
寛永18年(1641)には生駒氏の後には山崎家治が丸亀藩主に任じられ、約30年間に渡る城の改修が始まった。現存する天守や高石垣はこの改修時に築かれたものである。万治元年(1658)には山崎氏に代わって京極高和が藩主となり、以降幕末まで京極氏が支配した。
城は平地の中の小高い丘に築かれており、その丘全体に石垣が築かれている。麓から見上げると高く聳える石垣が壮観である。その高さは合計60mで日本一の高さを誇る。

天守の現存する城。日本百名城。当地の豪族・奈良氏が築城した後、慶長2年(1597)に生駒氏が改修を加えた。城は平地の中の小高い丘に築かれており麓から見上げると高く聳える石垣が壮観である。その高さは合計60mで日本一の高さを誇る。

(2009/2/1 作成、2017/4/22 更新)

丸亀城付近の地図

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