青柳城は当地の豪族・青柳氏の本拠城であった。青柳氏は信濃守護の小笠原氏に従っていたが、小笠原氏が甲斐の武田氏によって滅ぼされると、武田氏に従った。青柳城は松本平と善光寺平の中間の山中に位置し、松本平を支配した武田氏は青柳城を拠点の一つに、善光寺平に進出した。武田氏が滅亡すると小笠原氏が復権し、青柳氏は小笠原氏に従い、青柳城は越後の上杉氏との争いの場となった。しかし青柳氏当主・青柳頼長は主君・小笠原貞慶に討たれ青柳氏は滅亡した。
居館は山麓に存在し、主郭部は山上にある。城には模擬城門などが復元され、往時の姿と彷彿とさせる。また一の郭側面に石積みが残り、見ごたえがある。
当地の豪族・青柳氏の本拠城。松本平と善光寺平の中間の山中に位置し、松本平を支配した武田氏は青柳城を拠点の一つに善光寺平に進出した。城には模擬城門などが復元され、往時の姿と彷彿とさせる。また一の郭側面に石積みが残り、見ごたえがある。
(2014/9/15 作成)