光岳寺山門。小諸城の足柄門を移築したもの。光岳寺は小諸市内、小諸城から西に位置し、北国街道が直角に向きを変える地点に存在する。
光岳寺山門(旧小諸城足柄門)。当初慶長元年(1596)に建てられたが、寛保二年(1742)の水害で流出し、明和二年(1765)に再建された。明治五年に光岳寺に移築され、平成12年(2000)に修理修景された。
光岳寺山門(旧小諸城足柄門)を内側から。門の向こうに見える道は旧北国街道で、西向き上田・善光寺平方面へ向かう。足柄門の「足柄」というと神奈川県小田原付近の地名であるが、仙石秀久が大名に復活したきっかけとなる小田原合戦との関係があるのだろうか。