駿河国 / 静岡県
かつて本丸南東隅にあった「御亭」。防御のことは考えられず眺望に優れた建物。明治時代に入り城が払い下げられた際に「櫓」として払い下げられたことから本丸櫓と呼ばれているようだ、とのこと。
入口から見る本丸櫓。安政元年(1854)の安政東海地震での東海は免れたものの、破損したため、屋根が杮葺きから杉皮葺に改められた。現在は銅板葺となっている。
本丸櫓を別角度から。1階、2階ともに、2間×3間の大きさ。本丸内に建てられた御亭として現存するのはこの御亭が唯一で貴重なもの。
本丸櫓内1階。2階への階段が見える。階段は途中で右に折れ曲がっている。
本丸櫓内2階。記録では幕末に城主が2階に登ったことが記録されている。
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