本丸御殿玄関（式台ノ間）

本丸御殿。畳敷きの部屋が幾つも連なる書院造の建物。

本丸御殿の波の透彫欄間。下段の間と次の間の境の欄間にあり、土佐の黒潮の波を表しているとのこと。

向こうに本丸御殿上段の間が見える。藩主の御座所であり、一段高くなっている。

本丸御殿上段の間。床・違棚・付書院・帳台構えが備え付けられている。

本丸御殿の竹の節欄間。現地看板の解説によると「竹の節上の繰形を持った束で構成される欄間意匠」とのこと。

本丸御殿から見る本丸東南面土塀。横長の窓が見えるが物見窓。通常壁に開いている狭間では穴が小さく城壁外の様子が分からない。この横長の窓であればより見やすいが、このような横長の穴が開く壁は高知城にのみに現存する。