浦戸城は土佐の豪族・本山氏が15世紀はじめに築いたのが始まりである。その後、岡豊城に本拠を置く長宗我部氏が永禄3年(1560)に本山氏を降し、本拠を一度大高坂山(今の高知城)に移したのち、天正19年(1591)に本拠を浦戸城へ移した。
城は浦戸湾の入口に位置し、桂浜を崖上から見おろす位置に築かれている。かつては天守も存在した。関ヶ原合戦後に山内一豊が土佐に入封されると、一豊は高知城を築き、浦戸城を廃した。現在城跡には坂本竜馬記念館などが建てられている。
土佐の豪族・本山氏が15世紀はじめに築いたのが始まり。その後、長宗我部氏がに本山氏を降し、のち天正19年に本拠を浦戸城へ移した。城は浦戸湾の入口、桂浜を崖上から見おろす位置に築かれている。山内一豊の土佐入封後に廃城された。
(2009/1/2 作成、2011/12/30 更新)