天守入って最初の部屋である接続廊下。右手に石垣が見えるが、天守台の石垣側面である。右の階段を登ると一階へ。正面は壁があるが、往時には出入り口があり二重櫓に抜けることができたかもしれない。
天守の入口方向を振り返ってみる。左に天守台石垣が見える
天守の下端の横の木は天守台石垣の形に合わせて削られている
天守一階のようす。囲炉裏が見える。天守に囲炉裏があるのは大変珍しい。
天守一階から装束の間に登る階段
天守にある装束の間。落城の際に城主一家が自刃する場所とのこと。板張りの質素な一室である。
天守二階のようす。御社壇が見える。天和三年(1683)の修築の際に設けられたもの。
天守二階の屋根。武骨な太く曲がった柱が用いられている。
天守二階から一階に下りる階段
天守の窓からの眺め。二の丸や城下が見渡せる。屋根が丸いのは唐破風の屋根だからである
天守二階の窓。格子状のスリットが見える。格子は菱型になっていて、鉄砲で撃ちかける角度が確保されている。