飛騨国 / 岐阜県
天正13年(1585)に発生した天正の大地震で城の背後の帰雲山が大崩壊。これにより城と城下は土砂に埋没し、城主・内ヶ島は滅亡。現在でも城の位置は特定されていない。
帰雲城石碑。背後の山が崩れているのが見える。これは天正の大地震で崩れたものだろう。
帰雲城址石碑とその周辺
平成十一年六月に建てられた白川村による説明書きの石碑
庭園風の石組・池も見られる。内ヶ島氏も鉱山による巨額収入があったとのことで、居館にこのような庭園を造営していたのであろうか。
帰雲城神社。城埋没で亡くなった城主、家臣、城下町の住民を弔う神社。
帰雲城埋没地の看板。南から国道156号線を走ると看板が見えてくる。「埋没地」とあるが、現在でも位置は特定されていない。
消えた戦国武将 帰雲城と内ヶ嶋氏理 加来耕三著
廃城をゆく 2