西条陣屋は寛永13年(1636)に一柳直重により築かれた陣屋。直頼の父・直盛が伊予西条への転封道中で死去したため、直重がその遺領を拝し陣屋を築いた。一柳家が改易されると、寛文十年(1670)に徳川御三家・紀州藩出身の松平頼純が藩主となった。頼純の子・頼致は、紀州藩藩主であった徳川吉宗が八代将軍に就任したため、頼致が紀州藩主となり(この時徳川宗直と改名した)、頼致の弟・頼渡が西条藩主となった。
現在陣屋跡は西条高校となっているが、周囲は水濠で囲まれ、かつての陣屋の面影を残す。
西条陣屋は寛永13年(1636)に一柳直重により築かれた陣屋。直頼の父・直盛が伊予西条への転封道中で死去したため、直重がその遺領を拝し陣屋を築いた。一柳家が改易されると、寛文十年(1670)に徳川御三家・紀州藩出身の松平頼純が藩主となった。現在陣屋跡は西条高校となっているが、周囲は水濠で囲まれ、かつての陣屋の面影を残す。
(2012/1/8 作成)