二の丸からの通路右側に中の丸へ入る道がある。この虎口枡形は近代以降に造られたもので、往時のものではない
入口から中の丸に入ると、幟や看板が見える。トイレやベンチも設置されており、城めぐりの休憩場所として最適
中の丸は東西70m、南北100mと広い面積を持つ。東側は多摩川沿いの断崖から分かれた深さ約9mの谷が堀切の役を果たす。
中の丸北側のようす。中の丸北側の多摩川との高低差が非常にあり、いくつもの腰曲輪で防御を固めている
中の丸の北側には多摩川が見える。付近には河越道の渡河地点である平の渡しがあり、滝山城の築城目的の一つはこの渡河地点を抑えることにあると思われる
武田信玄が攻め寄せた際に本陣を構えたとされる拝島大師や、遥かかなたには西武ドームの大きな屋根も見える
現在建つ建物は、かつて中の丸にあり平成13年に廃止された国民宿舎滝山荘の建物で、現在はその一部が残っている。現在はイベント等で利用されている。
滝山城のジオラマが城下の八王子市加住事務所(住民票取得や印鑑登録などができる出張所のような施設)に展示されているとのこと