本丸上段にある霞神社と紅葉
本丸上段のようす
本丸上段にある金比羅社
本丸上段の西側には城の北側に向かう道がつく虎口がある。この道を山麓まで降りると滝集落があり、城の搦手道に相当するものである。また本丸搦手口を監視する櫓も設けられていた
本丸北端からは眼下に川が見下ろせる。川は往時は物資等の運搬する大動脈で、滝山城はこの水運を監視・統括していた。左が上流で、手前の秋川・奥の多摩川が合流し、右手下流の東京湾に向かって流れる。上流で切り出された木材はここで水揚げされ、角材に加工された。その上で下流の江戸や海を経由し小田原等へ運ばれていたと考えられる。