杉の段から見る三の丸東側石垣。石垣の合間から天守が覗く。この石垣は高知城の築城開始(慶長六年(1601))から10年後に完成した野面積みの石垣。慶安三年(1650)、宝永四年(1707)に地震や豪雨で石垣が崩壊し修理された記録がある。
杉の段から見る三の丸東側石垣。隅部の石垣の反りが美しい。三の丸石垣は高さや約12mあり、高知城で最も面積の広い石垣である。孕みや石材の劣化が見られたため、平成12年に測量・調査が行われ、16年から4年間解体・調査・積み直し・劣化石材の置き換えが行われた。
杉の段から見る三の丸東側石垣。石垣が外側に張り出していて、横矢を利かせて防御性を高めたか。あるいは石垣の強度を高めたか。
杉の段から見る三の丸東側石垣。まさに眼前に聳える石垣。
杉の段から見る三の丸北側石垣
杉の段から見る三の丸北側石垣。この辺りは木々が茂り、訪れる人も少ない
鉄門跡付近から見る三の丸石垣