薬医門を正面から見る。薬医門は現存の建物で、建築年代は安土桃山時代末期と推測され、佐竹氏の時代に建てられたものではないかと考えられる。
薬医門の左側のようす。かなり太い木材が使われたしっかりした造り
薬医門の右側のようす。相当年季が入っている。
薬医門の屋根を見上げる。薬医門の墨書により、享保17年(1732)に修造(改修)されたことが分かった。
薬医門を内側から見る。非常に軒が深く(建物よりもせり出していて)ゆったりとした印象を与え、風格を帯びた門である。
薬医門を横から見る。屋根はもとの茅葺から銅板葺に改められている。
薬医門を横から見る。この門が水戸城のどこにあったのか定かではないが、この門の風格から橋詰御門、つまり本丸表門であったのではないかと考えられている。昭和56年から本丸にある水戸第一高校の入り口付近に移築復元された。