武蔵国 / 東京都
石垣上に建つ富士見櫓。江戸城に三つ現存する隅櫓のうちの一つ(他には伏見櫓、巽櫓がある)で、三重櫓は富士見櫓だけである。大正12年(1923)の関東大震災で倒壊したが、翌々年に復元された。この時セメント仕上げにされたが、昭和43念(1968)の修理の際に漆喰仕上げに戻された。