大手門。左が多聞櫓(櫓門)、中央が高麗門。
大手門高麗門。寛永5年(1628)の築城の際に建てられたもの。徳川幕府が大坂城を再築した際の建物が現存する。扉や親柱が黒塗総鉄板張で防御力が高い。
大手門高麗門右脇の土塀と石垣。高麗門とその左右にある土塀が重要文化財に指定されている貴重なもの。左側の土塀は高麗門と同時に作られたもので、右側は戊辰戦争で焼失し再建されたもの。
大手門を城内から。控え柱は根元が腐ってくるので、元の控え柱は切ってしまい、新しい木材が継ぎ足されている。その接続部分には大工のノウハウが詰まった複雑な形で、強固に2つの木材が接続されている。
大手門を城内から。門の高さは非常に高く、長槍を持った足軽や、大きな兜を被った騎乗の武者も問題なく通れただろう。