大手門枡形正面のようす。巨石が3つ並び、石垣上には大手門多聞櫓の続櫓が建つ。
大手門枡形の巨石。右手の巨石はおよそ22畳敷(36平方メートル)で第八位にあたる。石垣最上部には小さな四角形の穴があいているが、これは銃眼で、枡形内に侵入した敵を櫓から鉄砲で撃ちかける仕掛けである。
大手門枡形の巨石。大手門正面の見付石は表面積およそ29畳敷(48平方メートル)、推定重量108tもある城内第四位の巨石である。巨石は徳川氏の大坂城再築時に天下普請で瀬戸内海から運ばれてきた。天下普請で築かれた城の最重要部である大手門を築いた担当は熊本藩・加藤忠広(清正の子)である。
大手門枡形の巨石。左手の巨石はおよそ23畳敷(38平方メートル)、85tで第五位にあたる。ここに並ぶ巨石3つは、もともと一つの石が3つに割られたものである。
高麗門脇のようす。