根城 | 日本の城写真集

根城 | 日本の城写真集

根城

陸奥国(陸奥)岩手県 / 収録写真枚数:62枚

【城の歴史】
根城は、北畠顕家に従い奥州へ下った南部師行によって建武元年(1334)に築城されたと伝えられる。師行は南部氏の支家であり、その子孫は八戸氏を名乗り、南部家の有力一族としてこの根城を拠点に勢力を張った。
八戸氏は信栄の代に宗家である盛岡南部氏の家臣となった。八戸氏は三戸氏と南部氏連合を構成していたが、豊臣秀吉の全国統一の流れで明確に主従関係をつけるようになり、三戸南部氏が主、八戸氏はその家臣に位置付けられた。また秀吉からの諸城破却の命により根城は破却されたが、居住のための建物は引き続き存在した。
江戸時代に入って寛永四年(1627)に、八戸氏は伊達藩との国境である遠野へ転封され、根城は廃城された。

【城の立地】
城は馬淵川右岸の段丘の先端に築かれている。この地は飛鳥時代の遺跡も見つかり、北海道から関東産の遺物も見つかるなど、馬淵川を5kmほど下ると太平洋に出て、下北半島やその先の北海道、また三陸海岸沿いに遠く関東まで移動できることから交易の拠点であった。馬淵川を上流に遡ると、三戸城、九戸城など南部領の重要拠点が存在する。

【城の見どころ:普請(土木工事)編】
川に面した緩い傾斜の丘陵に堀で囲まれた8つの曲輪が設けられていた。現在は史跡根城の広場として整備されている。

【城の見どころ:作事(建築)編】
本丸全体は発掘調査が行われ、2万にも及ぶ柱穴や井戸跡などが見つかり、それをもとに16世紀末(八戸政栄)の時代の本丸主殿などの建物や木橋などが復元されている。

【主な参考文献等】
現地看板
書籍 熊谷隆次著 『戦国の北奥羽南部氏』 デーリー東北新聞社 2021/6/16

日本百名城。根城は、北畠顕家に従い奥州へ下った南部師行によって建武元年(1334)に築城されたと伝えられる。現在は史跡根城の広場として整備されており、本丸主殿などが復元された。

(2007/10/12 作成、2012/8/17 更新、 2022/4/30 更新)

根城の写真撮影スポット

当サイト管理人(けいすけ)が全写真を撮影。根城の人気の撮影スポットをご紹介します。

根城付近の地図

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